インドの一般的な給与構成と昇給 ー エンジニア視点からの考察

株式会社光翼(ミツバ)は、インドに日本法人の子会社として、インド現地法人の設立を進めております。

また、現地のエンジニア採用を進めております。😇
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今回は、インドでの一般的な給与構成と昇給について、考察してみたいと思います。
参考にさせていただいたWebサイトは、

です。😊

インドの一般的な給与構成

通常インド人従業員の給与を交渉・決定する際に、CTC(Cost to Company)と呼ばれる支給総額を交渉します。CTCとは、会社としていくら従業員のコストを負担するかという考え方で、そこから各種福利厚生・社会保障関連費用を差し引いた金額を実際に支給します。実際に支給される金額は、Take home salaryと呼ばれいわゆる手取り額となります。インドでも法律で定められた税控除可能な手当てがありますので、支給総額は同額でも支給名目を変更することにより税額控除を受けることが可能となり手取り額を最大化することが可能です。

一般的には、まず全体の5~6割の金額を基本給として設定し、残りの給与額を各種手当に充て、最終的に残った金額を特別手当として支給します。給与構成次第で従業員の手取り額を大きくすることが可能なので、従業員のモチベーションアップにもつながります。また支給総額が小さな従業員ほどその影響も大きくなります。

※2019年賃金法では、各種手当の総額が報酬総額の50%を超えることはできないと規定されています。

https://knowledge.suzuki-gc.com/hc/ja/articles/900002878743-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%9A%84%E3%81%AA%E7%B5%A6%E4%B8%8E%E6%A7%8B%E6%88%90
No項目税務上の取り扱いポイント
基本給(Basic)課税一般的には、全体の給与(Cost To Company-CTC)の4~6割の金額を充てる。
住宅手当(House Rent Allowance-HRA)非課税以下の3つの項目のうち、最も少額の金額が控除可能。
a) 実際に支給されたHRA
b) 基本給の50%(ムンバイ、デリー、コルカタ、チェンナイのみ)又は40%(その他の都市)
c) 実際に支払っている家賃-基本給の10%
食事手当(Meal)非課税一営業日一食Rs. 50/- まで控除可能。
勤務時間8時間(二食)の場合、Rs. 100/- × 営業日数が月額控除可能金額。
養育手当(Children Education + Hostel Allowance)非課税子供一人当たり月額Rs. 400/-。最大2人まで。
通勤手当(CONVEYANCE ALLOWANCE)非課税Rs. 1,600/月まで。
医療費手当(MEDICAL REIMBURSEMENT)非課税Rs. 1,250/月まで。※ただし証憑が必要。
特別手当(Special)課税上記の項目を設定した残額を設定。
給与構成の項目と税務上の取り扱い

手当については、2~6など(これ以外にも、手当は、存在すると思います。)の組み合わせになっているようです。

インドのエンジニアさんは、フレッシャーズは、初任給が、時給200円からスタートということなので、年収 384,000円で、毎年10% 前後の昇給をしていく、年棒制みたいなイメージでしょうか。😇

スキルの高い学生さんは、初任給の年収が、535,000円 – 713,185円(300,000 rupees ~ 400,000 rupees)で、IIT、IIIT、NIT、BITS GOA などの大学の出身では、もっと、高くなる。とのことです。
インドでは、様々な、要素で、給与が決まる。とのことです。😊

5年の経験を追加すると、エンジニアが非常に熟練している場合、給与は2,140,000円 ~ 2,674,500円(1,200,000 rupees ~ 1,500,000 rupees)以上の昇給であり、他の要因にも依存して、昇給するとのことです。😇

その要因は、仕事の場所(リモートまたは現場)、仕事の種類、スキル、経験、大学などで決まるとのことです。

株式会社光翼(ミツバ)では、インド進出支援、インドでのPOSシステム・マーケティングシステム開発を通し、DX・GX推進 を行っております。 😇

ご興味を持たれましたら、株式会社光翼(ミツバ)のお問い合わせフォーム より、お問い合わせくださいませ。🙇

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