ID-POS分析の基礎と活用方法(その1)

株式会社光翼(ミツバ)は、インドに日本法人の子会社として、インド現地法人の設立を進めております。

前回のブログ「プルータス スマート(Plutus Smart)その2ー Pine Labs Developer」で、インドのPOSデバイスのスタートアップである Pine Labs 社開発者向けサイト の情報を読み解いて、POS情報に顧客情報が紐づいて、オンラインマーケテイング機能の実装ができることがわかりました。

今回は、「POS」に「ID」=顧客IDが紐づいたデータが「ID-POS」と呼ばれますが、その「ID-POS」のデータの分析と活用方法について、ひも解いてみたいと思います。

ID-POSは買い物客のリアルな購買行動がわかるデータ

ID-POSで「誰がどのように買ったか?」がわかる

ID-POSデータでは、商品の売れ方に顧客情報が紐づいています。顧客がどんな買い物をしているのか、つまり「誰がどのように買ったか?」がわかる「人を軸としたデータ」なのです。

ID-POSの3つの特徴「属性・行動の変化・購入回数」

属性(性別・年代など)

顧客情報に登録されている個人の年齢や性別から、商品の購買層がわかります。「ウーロン茶と一緒に唐揚げを買ったのは『20代女性』で、一緒にアイスを買ったのは『40代男性』」といったように、属性による購買行動の傾向を知ることもできます。

行動の変化

「このお客様は1週間に2度来店している」「2日前に来店したときはウーロン茶Bを買ったが、今日は他社のウーロン茶Aを買った」といった、時間の流れにともなう購買行動の変化がわかります。

購入回数

購買者の過去の購買行動がわかると、「このアイスは初めて購入した」「このウーロン茶は2回以上購入している」など、「初めての購入」「2回以上の購入=リピート」といった「回数」もわかるようになります。

ID-POSデータ分析で顧客理解を深める

このように、POS データより具体的な購買行動を知ることができるのがID-POS データの強みです。
では、顧客の購買行動を把握し、もっと自社商品を買ってもらうには、もっと来店してもらうにはどうしたらいいのか?

まずはID-POSデータならではの分析を通して商品と顧客の現状を可視化し、顧客理解を深めることが大切です。

https://www.truedata.co.jp/idpos/

株式会社光翼(ミツバ)では、インド進出支援、インドでのPOSシステム・マーケティングシステム開発を通し、DX・GX推進 を行っております。 😇

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