Microsoft Power Platform による「エンタープライズDXトランスフォーメーション」の実践①

皆さん、こんにちは。

最近は、お客様の「エンタープライズDXトランスフォーメーション」のご支援を行い、「Microsoft Power Platform」上に、ローコードで、実装を行っております。

Microsoft Power Platform によるエンタープライズDXの概要図

https://www.rworks.jp/wp-content/uploads/2023/10/2310_4_3_MicrosoftDataverse_No386.png

Microsoft Power Platform によるエンタープライズDXの概要図は、「データベース管理とアプリケーション開発を統合するプラットフォーム「Microsoft Dataverse」について解説します!」の図が、分かりやすいと思います。

Dataverse もしくは、SharePoint 上のデータベースに、データとファイルを蓄積し、Power Apps と Power Pages や、Microsoft 365 のアプリケーションである Forms や Bookings を使って、画面系を組み上げていく形です。業務フローは、Power Automate と Officeスクリプトを使って、組み上げていきます。

蓄積されたデータは、Power BI を使って、ビジネス分析を行います。

予約系のエンタープライズDXの2つの例

■1 社内研修や健康診断など社内イベントの先着予約

社内研修や健康診断など社内イベントで、開催日時が決まっており、先着順で、予約を取りたい場合が、あります。

その場合は、「Forms」と「Power Automate」で、実装を行う形となります。

詳しい記事が、「Formsで予約システムを作ってみよう 1」にありますので、実装してみたい方は、ぜひ、ご覧ください。

■2 社外からの来客予約

お客様を迎えて、サービス提供を行うビジネスの場合、「Bookings」と「Power Automate」で、実装を行うことになります。

何曜日の午前中は、〇名の予約とか。午後は、△名の予約とか、細かく制御することができます。

ただ、「Bookings」は、海外の時間を基準にしていますので、少々、時刻の設定を工夫する必要があります。下のキャプチャは、サービスの編集画面ですが、予約画面上で、「14:00」~「15:00」の予約と表示したい場合は、「-9時間」した「5:00」~「6:00」と設定する必要があります。

これは、予約画面上では、

となっており、「UTC+9時間」となっているためです。ハマりポイントですので、ご注意くださいませ。

本内容に、ご興味を持たれた方は、お問い合わせフォーム より、お問い合わせください。

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