今日は、「中小企業のDX進め方①」として、DX基盤選定基準について、私の考えをまとめさせていただきます。
1.JTC(Japanese Traditional Company)の子会社様などの場合
JTC(Japanese Traditional Company)の子会社様などの場合は、オンプレミス(社内ネットワーク)のID管理・アクセス管理とクラウドのID管理・アクセス管理と統合したい場合が多く、ガバナンスを重視する場合が多いので、Azure AD と オンプレミス Active Directory を Azure AD Connect でつないで、管理するような基盤が、向いているといえます。具体的には、下記のような、「Learn / Azure / アーキテクチャ センター / ID アーキテクチャの設計」のような形になります。
これに、ID管理の「GMOトラスト・ログイン」などと連携させて、SaaS や 社内システム等へのSSOなどを実現するのが、基盤の一つの解だと思います。この場合のファイル共有は、「Azure Files」を活用して、クラウド上にファイル共有サーバを構築すると良いでしょう。
2.積極的な M&A で、拡大期にある企業様などの場合
積極的な M&A で、拡大期にある企業様などの場合、柔軟な、DX基盤が、求められます。この場合は、Lark 等の活用を行い、柔軟な基盤を構築する必要があるでしょう。
Lark は、メッセージ、カレンダー、ビデオ会議、文書作成、データ集計、タスク管理、メール、承認など、日常の業務に欠かせない機能をシームレスに統合したビジネスツールです。
オール・イン・ワンの Lark では、機能ごとにアプリを起動させる必要がなく、パソコン、スマホ、タブレット端末を問わず利用できるため、生産性が圧倒的に向上します。
ソース: Lark ヘルプセンター
リンク: https://www.larksuite.com/hc/ja-JP/articles/792106773934-%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE-lark
現在、デバイス管理の機能なども、特定ユーザの間で、ベータテスト中ですので、Azure AD の代用ができるのではないかと想像されます。
なお、Docs というファイル共有機能も、Lark の中に用意されています。
また、YouTube 動画も充実していますので、ぜひ、ご覧ください。「Lark Japan」チャネル。
下記に、代表的な動画をピックアップして、掲載します。
本内容に、ご興味を持たれた方は、お問い合わせフォーム より、お問い合わせください。
Follow on LinkedIn